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企業のビジネスとしてSNSを活用することは当たり前になってきましたよね。
飲食店など、店舗運営をしている企業は集客のためにSNSにかなり力を入れているのではないでしょうか。
そこで、もっと効果を上げていきたいと思っているものの、
- 時間がない
- お金もない
- SNSの更新だけで精一杯
- 人を増やさず効果を上げたい
と悩んだりしていませんか?
どこの企業も人手不足です。SNS担当者は一人のことも多く、さらに他の業務と兼任していて多忙な場合が多いです。
もっとSNSに労力をかけたいけれど、予算も限られている…。
私が企業のSNS担当者だったときもそれが悩みでした。
そこで、少ない労力でSNSの効果を上げるための工夫をいくつか考え出しました。実際に私が取り組んだ感想も交えながらポイントをご紹介させていただきますね。
少し手を加えるだけで効果は上がる
低予算や労力をかけなくても、工夫次第でSNSの効果を上げることは可能です。
ですが、なかなかその具体策にたどり着けない事情があります。
基本的にSNS自体は無料でアカウントを作成することができますが、下記のように効果を出すための投資費用はかなり高額になってきます。
あくまでこれは最低価格なので、効果を出すためにはコンサルは年間1000万、SNS広告は月10万以上かかってくると思っておいてください。
ケチると費用対効果が下がるよ!
プレゼントキャンペーンなどのPR企画も自社で行って節約する方法もありますが、今度はかなりの労力がかかってきますよね。
つまり、基本的にSNSを強化するには時間とお金がかかるのです。
時間とお金がない場合、結局なにもできずに日々の更新をするしかないですよね。それなのに会社からは「もっとSNSを盛り上げろ!」と無茶振りされている方もいるのではないでしょうか。
では、時間とお金をかけずに上手く効果を上げていくにはどうしたら良いのでしょうか。
2パターンの考え方がある
時間と労力をかけずに効果を上げていくために、私がたどり着いた考え方は下記の2パターンです。
既にあるものを活用する
一つ目は既にあるものを活用することです。
つまり、日々の投稿です。
SNSをしているからには必ず更新はしますよね。
毎日ネタを考えて写真を撮って、一つ投稿するだけでもかなり労力がかかります。せっかく考えた投稿をSNS上だけで終わらせるのはもったいないです。
印刷してお店にペタペタ貼るくらいの勢いで活かすことをおすすめします。
具体策はこのあと説明するね!
人に投稿してもらう
二つ目は人に投稿してもらうことです。
正直、私たち担当者にできることは限られています。1日に30回も投稿できないですよね。
なので、人に投稿してもらうのが労力もかからず効率的です。インフルエンサーマーケティングの考え方に近いですね。
十分な予算がある場合は、インフルエンサーに頼んでも良いのですが、今回は予算がない場合ですので、一般の人に自然に投稿してもらうことを狙いましょう。
SNSを活用した具体的な方法
それでは具体的な方法をみていきましょう。
SNSをHPに埋め込む
HPの下の方にSNS投稿を埋め込む方法です。
SNSではなく、HPを見て来店する人も多いですよね。HPだけでは伝えられない情報をSNSで補填することができるかつ、HPからSNSへの流入も期待できるようになります。
埋め込むSNSとしては、画像として見せれるInstagramがおすすめです。
上記のギフマチックさんの例は一般の方の写真ですが、もちろん自身のアカウントを表示することも可能です。客層によってどちらにするかは考えた方が良さそうですよね。
一度自身の店舗や企業をInstagramでハッシュタグ検索してみてください。
検索結果を参考に下記のどちらに当てはまっているか考えてみましょう。
一覧として見た際に、スマホで撮影した写真が並んでいるのと、一眼レフで撮影した写真が並んでいるのとではかなり見栄えが変わってきます。
もちろん最近のスマホは性能が良いですが、趣味でカメラをやっている人と比べるとやはり構図など差が出てくるのが現実です。
飲食店など日常で利用する店舗の場合は、恐らくほとんどの方がスマホで撮影されますよね。そういった業界は、綺麗な写真を投稿している自身のアカウントを埋め込んだ方が良いでしょう。
ちなみにですが、Twitterでも画像や動画をメインにした商品紹介などをしている場合は効果的ですが、担当者の日常をつぶやいているだけといった場合は埋め込まない方が良いです。
ただの自己満HPになっちゃうからね!笑
埋め込みは簡単にできる作業なので、HPを作った制作会社に一度相談してみてください。
Googleビジネスプロフィールを活用
Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)を活用する方法です。
前提として、そもそも登録していますか?
GoogleビジネスプロフィールはGoogle検索やGoogleマップにお店の情報を表示することができる無料のツールです。
Google検索の国内シェアは77%、Googleマップでお店を探す人も44%おり、国内利用者が4,700万人いると言われています。
お知らせや営業時間、予約ボタンも設定することができるため、集客を考えている店舗のほとんどが登録しているのではないでしょうか。
実はそのGoogleビジネスプロフィールにもSNSを連動させることができます。
自動連携されるため、通常通りSNS投稿をするだけです。特に追加の労力がかかることはありません。
本来、SNSの投稿はそのSNSを利用している人にしか届かないですよね。それがGoogleと連動することによって、SNSを利用していない幅広い層にまで届けることができるのです。
少ない労力で効果を上げるにはもってこいの方法でしょう。
もしこの方法を利用したい場合は、「SNS Direct」というツールを導入する必要があります。
月額2,980円しかかからないため、広告にお金をかけたり、新たに人を雇ったりすることを考えるとかなりコスパは良いでしょう。
ちなみに10日間無料トライアルもあるようです↓
ポスターやPOPで宣伝
ポスターやPOPで告知することも有効です。たかがポスターやPOP…と思ってはいけませんよ。
人は「これやってください!」「これ見てください!」と言葉にしなければ行動しません。
私たちも普段生活していてそうではありませんか?案外言われなければ行動していないということがたくさんあるはずです。
それに、お店に来ているお客さんは一度でも調べて気になったから来ているんです。ファンになってくれる見込みのある人たちに対して宣伝できる絶好の機会でもありますよね。
「SNSでお得な情報発信中!チェックしてね!」「SNSに#〇〇をつけて投稿してください!」
これを貼っておくだけで1日中たくさんの人の目に入ります。
1回作ればあとは何も手を動かさなくて良いので、今からでもぜひ試してみてください。
お店の雰囲気に合わせたチラシを作った方が良いよ!
ただし、注意点もあります。
ハッシュタグキャンペーンとして、投稿してくれたら割引するという手法もありますが、私はあまりおすすめしていません。
割引欲しさに質の低い投稿が量産されるからです。
10個の適当な口コミより、心から書いてもらった口コミ1個の方が価値があると思いませんか?
SNSでキャンペーンをする際はお店の方針としてよく考えてから実施するようにしてくださいね。
写真を撮りたくなる機会を増やす
いわゆるインスタ映えなどです。
お客さんが自然と写真が撮りたくなるような仕掛けを作るとSNS投稿も増えるでしょう。ただし、お金はかかりませんが内容によっては労力がかかってしまうため、できる範囲のことを考えてみてください。
下記の内容は参考例です。
店員から声をかけるのは時間もお金もかかりません。すぐに始めることもできますよね。
こちらから撮影を促す作戦です。
有名なパンケーキ屋さんも実践していたよ!
写真の撮り方を伝授する方法も手軽にできる方法です。
「ここからこのように撮影すると綺麗に撮れます」といったことなど、スタッフだからこそ知っているポイントが必ずあるはずです。
直接説明しても良いですし、オペレーションが難しければポスターにして店内に貼るのもおすすめです。
実際にこの方法は私も試して効果がありました。
みんな同じ場所で撮影してたり、お客さんの投稿数も増えたよ!
また、フォトプロップスもパソコンで印刷して自作することが可能ですよ。
もし自作が難しい場合でもAmazonなどでも売っているのでチェックしてみてくださいね。
もしコロナ渦で使い回しが気になる場合は、チラシの形を可愛くして配布するという方法もあります。イチゴやハート型にしてフォトプロップスとして使えるチラシであればもらった人も嬉しいですよね。
最後に、「商品や料理の見た目を工夫する」という方法は少し難易度が高いかもしれません。
ですが、定番商品になる可能性もありますし、それを目当てにお客さんが増える可能性もあります。一番可能性を秘めていますね。
余裕があれば是非とも挑戦していただきたいところです。
まとめ
それでは簡単におさらいです。
SNSは工夫次第で効果を増やすことができます。
予算も人手も少ないであろうSNS担当にとっては、少ない労力でどれだけ拡散・発信できるかがキーとなってくるはずです。
できることがないから諦めるのではなく、できる範囲で工夫してみることをおすすめします。
ちなみにですが、私は過去にフォロワー6桁のSNSアカウントを運用していました。
広告などお金をかければいくらでも強化することができます。ですが、強化されるのはお金をかけている間だけということにも気がつきました。
長期的に運用していくためには、いかにして今のSNSを活かすかを考えることがポイントなのではないかと私は考えます。
元担当者として応援しています!
最後まで読んでいただきありがとうございました。