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SNS運用の仕事に興味があるものの、
- 実際どんな仕事なの?
- 忙しいのかな?
- SNSに投稿するだけでいいの?
と企業アカウントを見ているだけでは分からないことが多いですよね。
私は実際に企業のSNS担当として働いていた経験があります。SNS運用は大変なことも多いですが、楽しくてやりがいのあるお仕事ですよ。
今回は、そんな私の実体験を元に仕事内容をお伝えさせていただきます。
企業SNS運用担当の仕事内容
そもそもSNSを専任としている担当者はごくわずかです。
一般的に下記の職種で採用され、その部署の業務を行いながらSNSを運用している場合が多いです。
私も実際に広報担当として働いていました。他の企業のSNS担当さんと交流する機会もありましたが、専任の担当者には私は出会ったことがありませんね。
人が多い大企業とかなら専任の場合があるかも!
兼業の場合がほとんどのため、基本的に忙しい仕事と思っていた方が良いでしょう。
ですが、次の転職の際に有利なのは「兼業」です。SNS運用しかしていなかった場合、次に活かせるスキルが限定されてしまうため、転職できる職種の幅も狭まってしまいますよね。
幅広い業務を経験していた方が今後のためになります。
ちなみにですが、広報担当の私の仕事内容はこんな感じでした↓
大企業ではなかったため、何でも屋さんに近かったかもしれませんね。
SNS運用は一人でしたが、その他の業務は数人で協力しながらこなしていました。ただ、通常の広報業務が忙しい会社だったため、SNS担当の私は残業することが多かったです。
ですが、企業の代表としてSNSを任されていると思うとやりがいがありました。
不安な方は面接の際に、他の業務内容のボリュームをよく確認しておくことをおすすめします。
企業SNS運用担当者の業務内容
SNS運用担当者としての業務内容は下記の通りでした。会社や人によっては少しずつ異なります。
SNSの業務だけでも細かく分けるとたくさんありますが、基本的に「投稿内容を作成」→「上司にOKをもらう」→「投稿する」というルーティーンです。
私はその他の業務もあるので、1週間分作ってまとめて確認をもらっていました。
これは企業によって様々だね〜
あとはコメントを読んだりエゴサーチをしたり、どういった内容がウケたのかなど分析をします。
私はその分析結果を簡単に資料にして社内報告をしていました。
その他は打ち合わせと調整がメインです。SNSでPRしていきたい製品があれば関係者を集めたり、詳細を確認したりと各部署を飛び回っていました。
間違った情報を発信しないように慎重にしていたよ!
SNS担当者は社内で多くの人とコミュニケーションを取ることが重要です。ある程度関係性が築けてくると、「こんなことがあったよ〜」「これSNSで使えそうじゃない?」など社内で人気者になります(笑)
時には真剣にくだらないことをみんなで考えたり…ワイワイ楽しい現場でしたよ。
また、私はInstagramはコンサルをお願いしていたので、コンサルの担当者とも密に連絡を取り合っていました。
企業SNS運用担当に転職する方法
SNS運用担当に転職する3つの手順はこちらです。
私の体験談も合わせてご紹介させていただきますね。
1. ネットリテラシーを学ぶ
企業にとってSNSはブランドイメージにも繋がる影響力の大きいツールです。
ネットリテラシーを十分に理解している人に任せたいと思うのが当然です。そのため、ネットのマナーや過去のSNS炎上例などは事前に勉強しておくようにしましょう。
ちなみに、下記の本であれば一冊で十分企業SNSについては学ぶことができますよ↓
企画の裏側とかも分かるので、私もかなり参考にしていました。
2. 求人を探す
続いて求人を探していくのですが、ここで注意があります。
リクナビなどのサイトから探すのも良いですが、有名企業のSNS担当の求人は載っていない場合があります。
応募が殺到しすぎたり、企業戦略上公開できない情報だからね!
ネットで一般募集してしまうと「あの会社の中の人、今度退職するらしい」と噂されたり、求人内容からSNS運用の戦略が推測される恐れもあります。
そのため、非公開求人として転職エージェント内だけで取り扱われていることが多いです。
転職エージェントは”非公開求人”を持っています。企業は公開した求人の内容で、力をいれる分野を競合他社に知られたくないからです。実は公開求人は5件のみで、非公開求人が30件以上ということもあります。非公開求人を制するものは、転職を制す。希望する会社があってもエージェントに相談しましょう
— れおん| ローリスク転職コーチ (@banker_tenshoku) June 1, 2022
実際に私も「リクルートエージェント」の非公開求人から見つけています。
求人内容は転職エージェントによって異なるので、見逃さないように複数登録してより多くの求人を見るように心がけていました。
募集タイミングも企業によって様々!
無料で求人数の多い「リクルートエージェント」や「doda」で日常的に探しておくと良いですよ。
3. 志望動機・自己PRを考えて応募する
求人が見つかれば次は書類選考です。
なぜSNSを仕事にしたいのか、自分のどんな能力がSNSに活かせるのか、早めに考えておくことが大切です。
SNS担当は一見楽しそうに見えるので倍率は高めです。私は少しでも選考に残れるよう書類は人に添削してもらいました。
職務経歴書は、10回くらい作り直した。転職エージェントや、ココナラ等で何回もプロに添削してもらった。やはり、面接で落とされるならまだしも、書類で落とされるのはどうしても悔しかった。だから、かなり念入りに作成した。職務経歴書は課金してでも、プロに添削してもらうべきと思う。
— さすらいの元無職 (@sasuraimusyoku) August 15, 2022
転職の書類通過率は30%とかなり厳しいよ!
私は転職エージェントに登録していたので担当の方にすぐに添削してもらうことができました。使えるサービスは使わないと損です。
やはり企業の採用担当からの相談にも乗っているだけあって、通過率の高い書き方を熟知していますよ。
おかげで無事に有名企業のSNS担当になることができました。
SNS担当になりたい人におすすめの転職エージェント
一応SNS担当になりたい人におすすめの転職エージェントも紹介しておきますね。
転職エージェントは「少し相談したい」「転職情報だけ知りたい」という方でも利用することができます。
無理に転職を勧められることはないのでご安心ください。ヒアリング面談の時間も必要なので、まずはどれか1つ使ってみると良いですよ。
私も転職はかなり不安で、何から始めたらいいかも分からなかったので利用して正解でした。ちなみに、この3つは下記の条件をもとに厳選したものになります。
上手く活用すれば転職活動が劇的に楽になるので、それぞれ感想を交えながら紹介していきますね↓
リクルートエージェント
迷ったら業界最大手のリクルートエージェントです。私も大変お世話になりました。
私は3つほど転職エージェントを利用していたのですが、まずは魅力的な求人が断トツ多かったです。
ネットで検索しても出てこないような、大手や有名企業の非公開求人ばかりでもっと早くに登録すればよかったと後悔したほどです。
アドバイザーの方の添削やアドバイスもかなり的確!
担当者にもよると思いますが、営業力がある人に当たると志望企業に猛プッシュしてくれるのもありがたかったです。
ただし、大手や有名企業の魅力的な求人が多い分、書類通過率は低かったです。倍率も高い上に優秀な人材に負けっぱなしだったので根気よくエントリーし続けました。
それでも就職はご縁なので、ハイスペックでなくても私のように相性がよければ採用されます。まずは非公開求人だけでも見てみるよ良いですよ。
» リクルートエージェント公式サイトを見る
doda
dodaも有名ですよね。リクルートと二代巨頭といった感じです。
やはり求人数が多いので、SNS運用の仕事も簡単に見つけることができます。求人もすぐに新しく更新されるので、見逃さないように毎日チェックしていましたよ。
あとは営業力が高いです。企業に推薦状を出してくれたり、給料も交渉してくれます。dodaから入社した人の方が100万も年収が高かったという話も聞いたことがあります。
ただし、社会人1年目とかであればサポートを断られることもあるようです。それでも求人はエントリーできるので、ご安心くださいね。
» doda公式サイトを見る
マスメディアン
マスメディアンはマスコミ専用の転職エージェントです。
最近では一般企業の宣伝、広報、デジタルマーケティングの求人も増えてきています。
マスコミに特化しているだけあって、芸能関係の求人もあったりするので公式サイトを見ているだけでも楽しいですよ。
SNSを使ったマーケティングができる求人もあるよ!
よければ求人検索で「SNS」と入力してみてください。
» マスメディアン公式サイトを見る
SNS運用担当のよくある質問
よくある質問として、代表的な質問をまとめてみました。あくまで私の回答ですが、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
SNS運用担当のやりがい
大変なことも多かったですが、SNSが好なので仕事は本当に楽しかったです。やりがいとしてあげるのであれば下記のような感じでしょうか。
やはりなかなか経験できない仕事というのは大きかったです。あとは自分の投稿で人が笑ってくれたり、話題が広がったりすると嬉しかったですね。
何度かバズってネットニュースでも取り上げていただいたことがあります。
さらにその頑張りが認められて、商品開発など会社の役に立つとやっぱり嬉しいですよね。
SNS運用担当の大変なところ
SNS運用担当時代に大変なこともたくさんありました。
実際一度も炎上はしなかったのですが、やはり相当気を遣って投稿内容は考えていました。自分のミス一つで企業のイメージを悪くしてしまうかもしれない。そんな緊張感は何年経っても持ちながら運用していました。
あとはネタ探しに苦労しました。中の人あるあるだと思います(笑)
他にも、上司から「バズらせろ!」と無茶振りされることもありましたね。狙ってできるものではないので適度にスルーすることも大切です。
SNS運用担当は未経験でもなれるの?
なれます。私も未経験でした。
ただし、プライベートでSNSはしておいた方が良いです。未経験でも即戦力になれるかどうかで採用が決まってくるでしょう。
SNS運用担当は休日は休めるの?
休めなくても休んでください。
クリスマスやイベントが休日と重なったときは、仕方なく投稿している担当者さんもいらしゃるかと思います。ですが、私は予約投稿を使って休日はゆっくり休むことに徹していました。
今は予約投稿という便利な機能があります。あまり不安に思わなくても工夫次第で休日労働は避けられるので安心してくださいね。
ちなみに、休む方法を紹介している記事もあるので担当者になったら参考にしてみてください↓
企業SNS運用担当の仕事内容まとめ
企業のSNS運用はかなり魅力的なお仕事です。芸能人からいいねが来たりするとちょっと嬉しかったりもします。
ですが、一般的な営業職などに比べると求人数が少ないところが難点です。
そのため、私のように有名企業のSNS担当を狙うのであれば、転職エージェントの非公開求人を狙っていくのが近道です。
毎日求人を見ていると思わぬ出会いもあるかもしれないので、一度サイトだけでも見てみると良いですよ↓
それでは応援しています!
最後まで読んでいただきありがとうございました!