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企業でSNSを運用する際に目立つために変わった投稿をしたいと考える人も多いのではないでしょうか。
そこで「方言で投稿してみたら良いのでは?」と考えついたものの、
- SNSで方言を見かけることが少ない
- 世間からウケるかな?
- フォロワーは増えるのかな?
と心配になっているのではないでしょうか。
東京に企業が多いため、方言を使っている公式アカウントは少ないですよね。
6桁のフォロワーを抱えていた元SNS担当者としての経験を踏まえ、今回は継続して方言を使うべきかどうか、メリットデメリットをご紹介させていただきます。
公式SNSで方言を使うメリット
メリットは下記の3つです。
ブランディングに効果的
継続して方言を使うとブランディングに効果的です。
どこの地域の企業なのか知っていただけるだけでなく、●●弁のアカウントというイメージをつけることができます。
会社や商品を覚えてもらうきっかけにもなりますよね。
ただし継続しなければ意味ないよ!
親しみが湧く
現実世界でも同じ方言の人に出会うと嬉しいですよね。
SNSでも同じです。
自分のルーツに近いとつい親近感が湧きます。
また、他の地域の人からも「可愛い方言」「面白い方言」と興味を持たれやすいです。
珍しいため目立つ
公式アカウントのほとんどは標準語です。
東京に企業が多いことも関係していると思います。
その中で方言を使うのですから、やはり目立ちますよね。
まずはアカウントを認知してもらうことが大切なので、きっかけ作りとしても有効です。
公式SNSで方言を使うデメリット
デメリットは下記の3つです。
方言が理解できない場合がある
方言が珍しかったり難しすぎると理解されない場合があります。
せっかくの投稿でも理解してもらえなければ意味がありません。
地域によっては工夫が必要かもね!
珍しさや難しさを売りにしていく場合でも、リプライで解説するなど工夫は必要かと思われます。
あとは難しい方言だけ標準語にするという手もありますね。
あなたの地域の方言とよく向き合って考えてみてください。
万人受けはしない
万人受けはしないと思っています。
例えば全部関西弁で投稿するとしましょう。
これむっちゃおもろいから使ってみて!
こんなもん作ってみたで!
今日こんなことあってん!聞いてや!
くどい、鬱陶しい、ちょっと趣味じゃないという人も必ず出てきます。
そのような人たちもこぼさずに取り込みたいという場合は方言は向いていないでしょう。
担当者が大変
SNSの運用担当者が大変です。
方言によっては文字数も増えますよね。
Twitterの場合は140文字以内に収めなければならないため、文章を作るのにも苦労します。
また、細かい地域によっても方言は異なってくるため、言葉選びや調べる時間もかかってくるはずです。
継続して投稿していく場合は、担当者の負担を考えてから始めることをおすすめします。
公式アカウントだから気軽にやめていいのかも分からないよね
SNSで方言を使うかは企業の特性を見て判断するべき
効果は地域や会社によります。
使った方が注目を集める場合もありますが、逆効果の場合もあるでしょう。
上記のメリットデメリット踏まえ、私なりに効果がある企業の特徴をまとめてみました。
効果が見込まれる企業の特徴
使っても良いと思った企業の特徴は下記の通りです。
特徴がなければ埋もれてしまうだけです。
消費者にあまり知られていない会社であれば、いっそのこと使った方が話題性があって楽しいアカウントになるのではないでしょうか。
特徴的な方言がある地域だと目立って良いですよね。
ブランディングの一環として取り組むと良いでしょう。
ただし継続しなければブランディングにならないよ!
逆効果になる恐れのある企業の特徴
逆に使わない方が良いと思う企業は下記の通りです。
既に有名な企業やヒット商品がある場合は、方言を使わなくても話題になる可能性が高いです。
むしろ変に方言を出してしまうと、企業のブランドイメージを壊してしまいます。
極端な例ですが、JR西日本のTwitterが関西弁だったらどうでしょうか。
信憑性が欠けるし、違和感しかないね!
このように企業のイメージと違った場合はユーザーが離れていってしまいます。
また、方言を使うと担当者の手間も増えるため、労力と効果も見合っていません。
ネタとして単発なら良いですが、継続して使うのは避けた方が無難でしょう。
まとめ:SNSで方言を使うべきかは企業や地域による
SNS運用に正解はありません。
企業や地域によって効果もさまざまです。
この記事を読んでもし使ってみようと思った方は、ぜひその判断を信じて頑張ってみてください!
ダメだったら、使うのをやめてもいいんです。
元担当者として応援していますよ。
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最後まで読んでいただきありがとうございました!