訪問いただきありがとうございます!
私はある企業のSNS担当者として数年間Twitter・Facebook・Instagram・LINEを運用していました。
この記事に辿り着かれた方の中には
- 仕事を辞めたい
- SNSのことを考えたくない
と思ってしまっている人もいるのではないでしょうか。
私もSNS疲れに悩んでいた一人でした。
今回は私が体験した内容や対処法を元に、中の人として上手くSNSと付き合っていく方法をご紹介します。
はじめに:中の人のSNS疲れについて
私がSNS疲れに悩んでいたとき、インターネットで調べても中の人がSNS疲れで悩んでいるという記事や口コミは一切見つけられませんでした。
私だけなのかなぁと日々悩んでいましたが、他にも同じ思いをしている人が絶対いるはず。
そう思ってこの記事を書くことにしました。
あなただけではないので安心してくださいね!
企業のSNSは個人のアカウントとは違い、簡単に辞めることができません。
アカウントを作ったら半永久的に投稿し続けなければならないので、SNSと上手く付き合っていくしかないです。
SNS疲れになりやすい性格
SNS疲れは性格によってなる人やならない人がいると思っています。
私もだいぶ当てはまってるよ!
ですが、当てはまっている人にはSNSが向いていないというわけではありません。
むしろ向いていると思っています。
SNSは企業のイメージに直結するツールです。
つまり、炎上すれば企業イメージに悪影響が出てしまいますし、SNS上の対応がかなり重要となってきます。
企業としては、真面目で慎重な炎上リスクの少ない人を担当者にしたいと思いますよね。
真面目がゆえに苦労もありますが、担当者として自信を持ってください。
中の人のSNS疲れの原因
プライベートのアカウントとは違い、企業の担当者ならではのSNS疲れの主な原因を下記に書き出してみました。
あなたもどれかに当てはまっているのではないでしょうか?
孤独に投稿のネタ探しに追われ、一生懸命考えた投稿の反応もあまりよくなかった…となってくると精神的に辛く感じてしまいますよね。
私のSNS疲れは、考えても考えてもネタを探し続けなければいけない、常に原稿の締切に追われているあの感覚が一番の原因だったと思っています。
あとはエゴサーチやフォロワー数の増減も常にチェックしていたよ〜
プライベートな時間も常にSNSをチェックしていたので、仕事のオンオフができなかったことも原因の一つでしょう。
中の人のSNS疲れの症状
SNS疲れによって下記のようなことが起こりました。
反応に敏感になりすぎて、もう投稿したくないと思うこともありました。
しかも、私の場合は症状に波がありました。
3ヶ月に1度、2週間ほどこのような症状が出て、また治っての繰り返しを数年間していた感じです。
周期は人によって違うと思うよ!
これらと上手く付き合うために、私なりに色々試してみました。
中の人のSNS疲れの対処法
私が試したSNS疲れの対処方は下記の通りです。
SNSを一切見ない日を作る
SNS担当者は仕事のオンオフが難しい職種だと思っています。
そのため、まずは強制的に週に1日、SNSを一切見ない日を作りました。
時間で区切ってもいいと思うよ!
私の場合は土日が休みだったため、日曜日は一切見ないと決めて過ごしていました。
そんな簡単なこと意味あるのかな?と思われるかもしれませんが、これが意外と難しいのです…。
疲れるほどSNSにのめり込んでいるんです。見ないことが不安で苦しくなってくると思います。
私も初めは夜に我慢できずに見てしまうことが多かったのですが、予定を入れたり気を紛らわして、見ないことを習慣付けていきました。
明確な目標は決めない
SNSはKPIが大事!目標を決めろ!と会社からは指示があるかもしれません。
しかし、私は目標がSNS疲れを助長すると思っているので、明確に決めたとしても目標に囚われないようにするべきだと思っています。
フォロワー数を目標にしてしまうと、毎日達成できたかチェックしてしまいますよね。
全く決めるなというわけではありません。
1年に1度、投稿頻度や方向性、大まかな目標を決めて頭の片隅に置いておくだけで十分です。
気にすると本当にしんどくなってしまいますよ。
実際に投稿している人にしか分からない苦労があるよね…
SNSの予約機能を使う
予約投稿を使うことをおすすめします。
やばい投稿しなきゃ!明日の投稿内容もまだ決めていない!
こんなことでは心の余裕がなくなってしまいますよね。慌てることでミスも発生しますし、負の連鎖が起きてしまいます。
私は週末までに来週1週間分の投稿内容をすべて考えて、予約していました。そうすることで、投稿忘れや慌てることもなく、追われている感覚もだいぶ改善されました。
まだ予約機能を使っていないという方はぜひ試してみてくださいね。
ちなみにですが、Twitter運用を効率化することができる「SocialDog」というツールを導入する方法もあります。少しでも負担を減らしたい方はこちらも検討してみてください。
一週間有給休暇を取る
辛くなったらしばらくSNSから離れるのが一番です。
私は毎年10日間の連休を取ってデジタルデトックスをしていました。
休み前に大量に投稿内容を考えてすべて予約し、休みの間は極力考えないようにすることをおすすめします。
私は投稿が無事にできているか気になって見てしまう日もありましたが、基本的に予約時間以外はスマホを見ずに過ごしていました。
休み明け、心機一転頑張ろうという気持ちになっていたので私は効果がありました。
中の人のSNS疲れまとめ
正直、これらを行うことで緩和はされましたが、私自身SNS疲れがなくなることはありませんでした。
しかし、SNS疲れを感じる間隔が変化したり、気持ち的に楽になったのは事実です。
どうしても改善されない場合は無理せず担当を変えてもらっても良いと思います。
企業によってはそれを理解してローテーションにしていたりするみたいだよ!
SNSは投稿している本人にしか分からないことがたくさんあります。投稿を1つするにしても、文章や写真を選ぶのにも時間がかかりますよね。それは実際投稿していない人には伝わっていない苦労なんです。
上司はそれを知らずに指示する場合がほとんどでしょうから、自分の身は自分で守れるようにならないといけないですね。
辛くなったら深呼吸して、ぜひ一度SNSから離れてみてください。
同じ境遇の者として応援しています!
他にもSNS担当者向けの記事を書いているので良ければ読んでいただけると嬉しいです↓↓
最後まで読んでいただきありがとうございました!