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インフルエンサーを起用したPRを検討しているけど、
- 失敗したりしないかな…
- 注意するべきこととかないのかな
と不安に思っていたりしませんか?
企業にいた時代、SNS担当として私も何度かインフルエンサーを使ってPRをした経験があります。成功すると効果はあります。ですが、失敗すると効果はあまり得られません。
今回は、何度か実施した中で効果があまり得られずに失敗した例をご紹介させていただきます。
今回はインフルエンサーを招待した内容の体験談ですが、ネットや郵送の場合でも基本は変わりません。
私のように失敗したくないという方は、ぜひ最後まで読んで反面教師にしてくださいね。
実施したインフルエンサーPRの内容
実際に行ったPRの詳細は下記の通りです。
一般的に企業がインフルエンサーを使ってPRする場合、人の管理が複雑になるため、専門の代理店に依頼します。
インフルエンサーの選定からPRポイントの説明、当日の運営までトータルで行ってくれるので大変便利です。繁忙期で時間がなかった私も専門の代理店に依頼して実施することにしました。
インフルエンサーマーケティング失敗の原因
初めてだったということもあり、正直流れをあまり理解していなかったというのもあります。ですが、その中でも私は失敗した原因は下記の通りです。
それでは一つずつ詳細を説明していきますね。
代理店に丸投げしてしまった
代理店に丸投げしてしまったことが一番の失敗の要因かもしれません。私たち企業側は人手不足を言い訳に彼らに完全に任せてしまっていました。
代理店の方々は全く悪くなく、むしろ困った客と思われていた可能性もあります…
企業の商品やサービスを理解しているのは自社の社員です。こちらが協力しなければ絶対良い結果にはなりません。
そこを理解せずに協力体制が不十分だったと反省しています。以降の原因も全部繋がってきます。
反省を活かし、2回目以降は成功してるよ!
皆さんも、ある程度は労力をかけなければいけないと思っておいてくださいね。
投稿内容のコントロール不足
投稿内容のコントロールもある程度必要ということが分かりました。
無事に当日が終わり、いざインフルエンサーの投稿を見てみると、私たちが想像していた内容とは異なる内容で投稿している人たちが結構いました。
体験してもらったサービスを紹介してもらうはずが、売店の食べ物を紹介していたり、そもそも自撮りばかりで体験中の写真がなかったり…
これは事前にこちらの意図を明確に伝えられていたら防げたことです。
私たちが代理店の方にちゃんと伝えてなかったのが悪いんだ
何度も言いますが、商品やサービスのことを一番理解しているのは企業側ですよね。打ち合わせ時に代理店の方とも、投稿内容のポイントをよくすり合わせておくべきだったと後悔しています。
招待数に対してサポート不足
当日のサポート不足も失敗に繋がってしまいました。
当然ですが、インフルエンサーの人数が増えるほどコントロールが難しくなります。
遅刻や体調不良の対応で人手不足になってしまい、他の部署の先輩方にも迷惑をかけてしまいました。当日の人員については事前に私たちの中でも想定しておくべきことでしたね。
対応するスタッフが不足してしまったことで、インフルエンサーの方を誘導するのに時間がかかってしまったり、インフルエンサー側も質問しづらかったと思います。
質問に丁寧に答えられていたら、もっと内容の深い投稿をしてくれていたかもしれません。
やはり、人数が増えれば増えるほど、気配りや配慮が欠けてきてしまい、結果に影響してしまいます。相手は人ですので、きめ細やかなサポートが行き届く範囲での実施をおすすめします。
インフルエンサーの選定が不十分
私たちはインフルエンサーの選定も不十分でした。当日、明らかジャンルが違うであろう人も混ざっていました。
大人しめの方々を想定してたら、派手な人がたくさん来ちゃったイメージ
代理店との打ち合わせの中でターゲット選定を細かく設定していなかったため、ミスマッチが起きてしまったのです。
もちろんターゲットを設定していなかった訳ではありません。設定した年齢、性別、興味の中から選定した方をご招待しています。
でも、同じ世代や興味でも細かく分けると違ってくるよね
例えば、ご朱印帳のPRで「20代」「旅行好き」「女性」で当てはまる方を選定するとします。
私たちは神社仏閣を巡る落ち着いた方を想定していましたが、実際は南国のリゾートホテルに泊まるのが趣味という陽気な思考の方がたくさん来てしまったといったところでしょうか。
どちらも旅行好きなので、データ上は間違ってはいませんよね。具体的に細かく設定していなかったから起きたことです。それよりもフォロワー数を重視してしまいました。
インフルエンサーマーケティングに失敗しないためのポイント
私が失敗から学んだポイントは下記の通りです。
企業側がこれらのことを抑えているだけで結果はかなり変わってくるはずです。実際にこれらを気を付けてからは失敗していません。
明確に投稿内容のポイントを決める
明確に投稿内容のポイントは決めるようにしましょう。
ですが、テンプレートのように全て決めるのはダメです。ある程度はインフルエンサーの感性に任せなければ良い投稿は生まれません。
ただのステマになっちゃうもんね(笑)
それでも全く伝えなければ私たちが思っているような良質な投稿にはなりません。
下記のように盛り込んで欲しいポイントは事前に伝えられるように決めるようにしましょう。
代理店の方を経由しているのであれば大丈夫かと思いますが、投稿に「#PR」を必ず付けてもらうように徹底して周知するようにしてください。
ステルスマーケティングに対して世間は厳しいです。うっかり忘れて投稿されてしまうと、「〇〇株式会社がステマをしている!」と炎上する世の中になってきています。くれぐれも気をつけてくださいね。
インフルエンサーの質と相性を見極める
インフルエンサーの質と相性を見極めるようにしましょう。
ターゲット層も性別や年齢、興味などの大枠に囚われず、イメージしているアカウントの雰囲気まで考えるべきです。特にInstagramであればトップページを見れば大体分かりますよね。
下記のように同じ趣味でも好みが異なったりします。
「このサービスや商品はどんな人が好みのだろう」というところを突き詰めてください。そうすれば、相性の良いインフルエンサーが分かってくるはずですよ。
また、フォロワーの質も良くなければ拡散されません。フォロワーは数ではなく質をよく見極めるようにしてください。今はお金でフォロワーが買える時代です。
手間はかかりますが、選定する際にフォロワーやコメント欄を確認した方が失敗のリスクは減ります。
企業側のサポート体制を整えた上で実施する
サポート体制を整えた上で実施するようにしてください。
インフルエンサーに対してきめ細やかな対応をするほど、投稿の質も全体的に上がります。しっかりと企業の担当者として挨拶をし、丁寧に質疑応答にも対応した時の投稿はやはり質が違いました。
やっぱり直接企業の人と話せると嬉しいよね。
代理店の方に任せていたとしても、やはり何らかの形で接しておいた方がインフルエンサーさんも熱心にPRしてくれますよ。
そうは言っても時間や人員には限りがありますよね。できる範囲で構いません。
上手くいかなかった場合は人数を絞って一人一人に丁寧に向き合ってみる、といったように改善していけば良いでしょう。
代理店とは密に連携する
代理店とは密に連携することです。代理店がいない場合はインフルエンサーとの密に連絡を取り合うことをおすすめします。
ターゲットや投稿して欲しい内容など、事前に詳細を決めていなければ失敗します。どこかでズレると拡散されずに終わってしまいます。
そのためには、代理店選びも重要です。
私は初めから一社に絞るのではなく、担当者との相性を見るべきだと思っています。
深い信頼関係を築くことが成功にも繋がってくるからね!
まずは何社かメールで問い合わせてみてください。
問い合わせで伝える内容は下記のような項目で良いでしょう。
一度ベースの文章を作ればあとはコピペで複数社に同じことを送ってみてください。
zoomなどのオンラインで説明させていただきますよと連絡が返ってくる場合もあるでしょう。その場合にぜひ担当者と会社の雰囲気を伺ってみてくださいね。
ちなみにですが、あまり予算をかけられないという方は「CAST GENERATION」という会社がおすすめです。業界最安値でインフルエンサーマーケティングを専門にしているので、ぜひ候補の一つに入れておいてください。
終わりに
今はコロナ渦でなかなか大人数を招待することは難しいかもしれません。
インフルエンサーマーケティングは招待だけでなく、郵送とネットでのやりとりだけでもできるので、ぜひ活用してみてくださいね。
くれぐれも私のように失敗しないように注意してください!
最後まで読んでいただきありがとうございました!